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論文

Analyses of $$H$$*(10) dose rates measured in environment contaminated by radioactive caesium; Correction of directional dependence of scintillation detectors

津田 修一; 谷垣 実*; 吉田 忠義; 奥村 良*; 斎藤 公明

Radiation Protection Dosimetry, 193(3-4), p.228 - 236, 2021/03

AA2020-0760.pdf:0.87MB

 被引用回数:3 パーセンタイル:44.61(Environmental Sciences)

東京電力福島第一発電所事故後、環境中の線量率測定には、様々な形状の結晶形状を有する測定器が用いられている。土壌に残留するセシウムからの光子は様々な方向から測定器に入射するが、使用される測定器は必ずしも方向特性に優れているとは限らず、その結果、同一の場所で測定したとしても、使用する測定器によって線量率指示値が異なる場合がある。そこで、線量率指示値に対する結晶形状の影響を調べるために、種々の測定器を用いて、環境中における周辺線量当量率の相互比較を行った。各測定器で波高分布データを測定し、スペクトル-線量変換演算子(G(E)関数)を掛け合わせて線量率を算出した結果、線量率は約$$pm$$25%の範囲でばらつくことがわかった。各測定器の方向依存性を低減するために、環境中の光子入射方向に近い回転照射条件におけるG(E)関数を用いて再評価した結果、線量率は不確かさの範囲内で一致したが、極度に扁平な形状をした測定器については例外で、その強い方向依存性を十分補正できなかった。この結果から、回転照射条件で算出したG(E)関数を用いる手法はあらゆる形状の測定器に対して適用できるわけではなく、環境中の線量率測定には、方向特性の優れた測定器を用いる必要があることが実験的に示された。

論文

LaCl$$_{3}$$(Ce) scintillation detector applications for environmental $$gamma$$-ray measurements of low to high dose rates

堤 正博; 谷村 嘉彦

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 557(2), p.554 - 560, 2006/02

 被引用回数:14 パーセンタイル:68.04(Instruments & Instrumentation)

環境$$gamma$$線の線量率測定及びスペクトル測定への新しいLaCl$$_{3}$$(Ce)シンチレータの適用性について評価した。このシンチレータは、良好なエネルギー分解能及び速い減衰時間を持つため、特に高計数率場の$$gamma$$線スペクトル測定に適している。本報告では、25.4mm$$times$$25.4mmのLaCl$$_{3}$$(Ce)シンチレータの特性試験を行い、同サイズのNaI(Tl)シンチレータと比較した。得られたパルス波高スペクトルはG(E)関数により線量換算した。LaCl$$_{3}$$(Ce)は、結晶自身にある程度のバックグラウンド放射能を有するものの、そのバックグラウンドの寄与を差し引くことで低レベルから数mGy/hの高線量率に渡る$$gamma$$線のスペクトル測定及び線量率測定が可能であることがわかった。平常時はもとより緊急時のモニタリングにとって有望なシンチレータである。

報告書

航空器ガンマ線サーベイシステムの開発・I ; ガンマ線および位置計測機器とデータ処理法

堤 正博; 斎藤 公明; 坂本 隆一; 長岡 鋭; 森内 茂

JAERI-M 86-072, 90 Pages, 1986/05

JAERI-M-86-072.pdf:3.95MB

原研では、1979年のTMI-II原子炉事故を契機にして1980年よりヘリコプタによる迅速ガンマ線サ-ベイシステムの開発に着手し、測定機器開発、自然放射線場、人工放射線場における実験、実サイトでの模擬緊急時サ-ベイ実験を行ってきた。この報告書は当研究で開発した測定システムのハ-ドウェア、ソフウェアを中心にまとめたもので他の関連報告は既に報告されている。このシステムは、NaI(Tl)検出器を使用したガンマ線測定機器、マイクロ波を利用した位置測定機器、地上におけるデ-タ処理装置より構成される。過去に5回の野外実験を実施し、空中での取得デ-タの評価にかかる基礎デ-タの蓄積および飛行手法の確立を行った。尚、コンパクト化、機能向上を計った実用システムをも整備した。

報告書

野外測定用純Ge半導体検出器のスペクトル-線量変換演算子の決定

長岡 鋭; 坂本 隆一; 森内 茂

JAERI-M 84-003, 30 Pages, 1984/02

JAERI-M-84-003.pdf:1.19MB

スペクトル-線量変換演算子による線量評価のための純Ge半導体検出器用G(E)関数を決定した。検出器は、有効体積106cm$$^{3}$$の同軸形で、線量変換対象とする$$gamma$$線エネルギー範囲は40KeVから3MeVである。今回決定したG(E)関数は、環境$$gamma$$線測定用純Ge検出器のものであり、照射線量単位における評価精度は全体にわたって約5%であった。この線量評価法自体、極めて簡単かつ高精度の手法であるため、今後、環境$$gamma$$線の線量評価に活用できる。

論文

Environmental gamma-ray exposure rates measured by in-situ Ge(Li)spectrometer

寺田 博海; 阪井 英次; 片桐 政樹

Journal of Nuclear Science and Technology, 17(4), p.281 - 290, 1980/00

 被引用回数:12 パーセンタイル:75.08(Nuclear Science & Technology)

Ge(Li)検出器を用いてIn-situ測定したガンマ線スペクトルから線量率の値を直接求めるための変換関数(G(E)関数)を決定した。このG(E)関数法の有用性を検証するために、可搬型Ge(Li)検出器,NaI(Tl)検出器および電離箱の三つの異る検出器を用いて、同一地点における環境ガンマ線の線量率の同時測定を行なった。Ge(Li)検出器による環境ガンマ線スペクトルに対しては、G(E)関数法とHASL法とを適用して二つの線量率の値を求めた。これら四つの線量率の平均値は4.15$$mu$$R/hであり、バラツキは平均値の15%以内であった。ひとつの環境ガンマ線スペクトルに対してG(E)関数法およびHASL法の両方を適用することにより、土壌中の放射性核種の分布に関する情報がなくても線量率の値を直接求めること、また、土壌中の分布が既知である核種$$^{4}$$$$^{0}$$K,$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{8}$$U,$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{2}$$Th,$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csなどに対しては個々の線量率寄与をも求めることが可能となった。

報告書

球形NaI(Tl)シンチレーション検出器のスペクトル-線量変換演算子の決定

森内 茂; 長岡 鋭; 坂本 隆一; 斎藤 公明

JAERI-M 8092, 46 Pages, 1979/02

JAERI-M-8092.pdf:1.52MB

スペクトル-線量変換演算子G(E)関数を2$直$径、3$直$径の球形NaI(Tl)シンチレーション検出器について決定した。測定する$$gamma$$線のエネルギー範囲は40keVから3MeVである。既に数種の円筒形NaI(Tl)シンチレーション検出器用G(E)関数については決定しているが、方向感度依存性がやや大きいため入射方向の定まらない$$gamma$$線の測定では精度上の問題があった。この点球形のものは方向依存性が殆どなく、広い入射方向分布を持つ環境の$$gamma$$線でも高い精度の測定が可能である。照射線量単位における評価精度は全体にわたってほぼ$$pm$$3%以内である。この線量評価法は極めて簡単で高感度の方法であるため、今後環境$$gamma$$線の準標準的な線量測定法として活用できるであろう。

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